カメラケース

オヤジブログ

長年使っているカメラケースがある。
7〜8年になるだろうか。

バンナイズという、マニア好みの帆布バッグを販売している会社のカメラケースだ。
お世辞にもスマートとは言えず、特別なにかが優れている訳ではないと思うが、ハンドストラップが付いているので歩く時やどこかに掛けておいたりするのに便利である。

販売サイトでは、GR3用、RX-100系用などのように販売されているが、寸法的には同じなので収まっているカメラは時々変わるがケースはいつもこれである。

珍しく、赤やオレンジ、グリーンなど鮮やかできれいな色が販売されていて、すぐに探しやすいようにオレンジ色を愛用しているが、さすがに色が擦れて薄くなったり汚れなども目立つってきたので、ひとまず洗ってみたら見事に使い込んで古さを感じるようになっていた。

いよいよ買い替えようかどうしようかと食事の時に話したら、なんとお気に入りなら染め直して使えば良いと即答で、なんとも妻らしい。

彼女は、着込んで色褪せたシャツや淡い色のシャツなどを、よく染め直しては着ているのでその様にするのが当たり前の様である。
昨今の言葉ではスティナブルとても言うのかよくわからないが、使えないのではないのできれいになれば、またしばらくつかると任せることして3日目。

早速、ダイロンという染料が届きいつも使用してる鍋で煮込むかのように始め、僕には2〜30分ほど混ぜているように指示をして、自分はシャツを緑色に染めていた。
このバッグは、素材が綿ではなくポリエステルのようなので、強く染まる様に適度な温度を保ちながらこの様にするとしっかり染まってムラも無いらしい。

しかも、色が落ちないように色止めと言う事で塩をかなり入れていたが、酢を使うこともあるらしいが、主婦の知恵は実に幅広くおもしろい。

染色後は、何度も水洗いをししっかりと感想させ、その後また水洗いをして感想させると新品よりもかなり濃い色で綺麗にムラ無く染まっていた。

生地は丈夫なので、また数年使えそうである。