電気自動車は恐ろしい

オヤジブログ

EV電気自動車に試乗してみた。

BMWの電気自動車での試乗だが、先ずはあまりのパワーに驚いた。
まるで3,000〜4,000ccクラスのハイパワーのエンジンかのような加速で、上り坂でも高速でもまるで平らな道を走行しているような感じで走ることができた。
しかもエンジン音がしなくてとても静かである。
走りが安定していてスピード感が違うので、きちんとメーターを見ていないとあっという間に法定速度を超えてしまう。

聞いてはいたが、下り坂や停車前にアクセルオフすると、発電のためにまるでブレーキを踏んだかのように減速るのが面白い。

営業の方に伺ったら、全て見直して新設計で低重心になっているので、とても走りに関しては良いらしいし、まさしくBMWのスポーツカーの走りが楽しめるとの事。
タイヤも、大きなサイズの割りにはロードノイズが小さく静かで車内での会話などもまったく気にならない。

車内の静音性を良くするための設計なのか、ドアの開閉をする度に窓が僅かに動作をするのでよドアの部分をよく見たら、窓が少し下がらないとボディに当たって開け閉めできない様になっていた。
確かに、風切り音も小さくてすれ違う対向車などの音も入り込んでこない。
ドアの開閉も、内側はボタン式になっていて、ボタンを押すと窓が少し下がってドアが少し空くようになっていた。

エンジンが無く静かになっただけでは無く、あらゆる箇所が改善されてこの静寂性をつくりだしているようだ。

各スイッチもクリスタルかのようにキラキラと光る感じで高級感があり、シートもとても座り心地良く疲れなどを感じない上質なものだった。

全てが高級な感じでとても良いが、さすがに1,000万円を超える車を買えるほどの余裕は無い。

しかも、充電用の電気工事に急速充電だと40〜50万円もするらしい。

買うことはまずできないのでどうでも良い事だが、妻の実家がある長野県の厳しい冬でもこのような性能で走行できるのか質問してみると、都内などでは大丈夫らしいがさすがに長野県や北海道など寒さの厳しい場所では、航続距離短くなったりパワーが落ちることが懸念さるらしい。
暖房(ヒーター)がかなり電気を使ってしまい、冷房の方が電気の消耗が少ないらしい。

今後、どの様になるのかわからないが、いずれ電気自動車になるのもまた良いのかといろいろ考えてしまった。