イケアは広すぎる

妻に従い、イケアに行っていたがとにかく広い。

天気が良かったので、立川駅からも運動になるからと歩かされ、これだけでも既に疲れてまうのに、妻は新しいソファーを見たいという気持ちが疲れを消しているようで、僕の事などまったく気にせず休むことも無く店に向かい、そのまま即座に見始めるではないか。

どうにも、女というものは日に日に強くなっていくようにしか思えない。
どこからこのパワーが出てくるのか、まったくわからない。

好きに見てくるようにいって、すかさず近くの展示品腰掛け休もうとしたら、少し先で大きく手招きをする姿が見える。

さすが、察しが良く座ったらしばらくは動かなくなる事見透かされ諦めて歩いて行くと、なんと硬めのソファーを見つけてここで休めと、腰が深く沈まない物を見つけてくれていたのだ。

いやいや、ありがい事に少しは理解をしてくれたのか、これからじっくり見るための予兆かとも思え怖いが、10分近く休んでいたら、呼びにきてそれから延々30分もソファーに座っては試したりテーブルもついでに変えると付き合わされ、その後はキッチンだの鍋がなんだとか、結局2時間も歩かされてしまった。

途中、カフェで休もうと誘ってはみたが拒否され、運動と言うよりも拷問に近いくらい歩かされてしまった。

いやはや、とにかく広く品数が多いから、見ていても飽きることは無いが歩くのがたいへんで、カートでも欲しい感じである。

さすがの品揃えと感心するが、広すぎて困ってしまう。

ただ、それ以上に驚くのは妻の体力かもしれない。